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天と地と姫と
織田信奈の野望 外伝

春日みかげ

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あらすじ
時は戦国。
越後では、六十を過ぎてなお前線で戦い続ける守護代・長尾為景に娘が生まれようとしていた。夢の中で軍神・毘沙門天がお腹の中に入ってきた──孫ほど幼い新妻の虎御前がそう語る赤子こそ長尾虎千代、後に「越後の龍」上杉謙信となる運命の少女だった!!
一方、甲斐では名門・武田家と諏訪家の間で婚姻同盟の祝いが行われていた。一門が揃う場で、武田家当主・武田信虎は、長女で世継ぎである勝千代を激しく叱責する。お家騒動の暗雲が立ちこめる武田家で、小心で臆病な勝千代が「甲斐の虎」武田信玄へと変じていく、運命の物語がはじまろうとしていた──。

CHARACTER

◆上杉家
長尾虎千代
越後の守護代・長尾為景の娘。出生のある理由により、非常に身体が弱い。後の上杉謙信

長尾為景
越後の守護代で虎千代の父。自らの主君を殺して「下克上」してきた驍将

宇佐美定満
船を浮かべて美女を侍らせ、釣りに興じるような遊び人だが、「義」という観念を持つ軍才ある武将

直江大和
為景の側近。虎千代のお守り役を志願する

長尾政景
分家の生まれながら、為景も一目置く武勇の持ち主。守護代の座に野心を抱いている


◆武田家
武田勝千代
甲斐の守護大名・武田信虎の長女。小心で臆病な性格を父親から疎まれている。後の武田信玄

武田信虎
容貌魁偉な武田家当主。勇猛かつ冷静である次郎こそが世継ぎに相応しいと考えている

武田次郎
勝千代の妹。姉を戦場で補佐したいと望んで姫武将となる

諏訪頼重
武田家より禰々を娶り婚姻同盟を結ぶ。策士としての顔を持ち、諏訪家の血に価値を認めていない勝千代を警戒する

山本勘助
自称・天下一の大軍師。勝千代との出会いは偶然か、必然か……

著者Profile

戦国武将を美少女姿で描くコンセプトと戦国IFものとしての完成度から高い人気を呼ぶ『織田信奈の野望 全国版』のほか、平安京を舞台にした『姫狐の召使い』が代表作。『織田信奈の野望 全国版』はドラゴンマガジンでも書き下ろし短編が好評連載中。外伝『天と地と姫と』では、運命の川中島で死闘を繰り広げる二人の姫武将、上杉謙信と武田信玄をW主人公として描く。